No.22449 効果量と標準化応答平均の使い方 【Mori】 2017/10/06(Fri) 09:59
介入前後での治療効果を比較するためのResponsivenessの指標として,Cohenの「効果量(Effect
Size: SE)」や「標準化応答平均(Standardized Response Mean:
SRM)」がありますが,効果量にはパラメトリック(ES=Mean/SDBaseline)とノンパラメトリック(ES =
Z/sqrt(N))があると記載されています。SRM = ME/SDDifferenceはこの式のみです。
しかし,論文を見渡すと,順序尺度であろうかなかろうがSRMは上記の式のみで計算されており,SEも順序尺度のデータであっても,パラメトリックの式だったり,ノンパラメトリックの式だったりしています。
教えていただきたいのですが,例えば,順序尺度のデータの場合,
① SEはパラメトリックまたはノンパラメトリックのどちらを使うのが正しいのでしょうか?
②SRMの場合はパラメトリックやノンパラメトリックということを気にしなくてもいいのでしょうか。SRMのノンパラメトリックという式が見たことがありません。
どのようにして使い分ければ良いのか理解できず混乱しております。
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