No.22399 多重ロジスティック回帰分析のモデル適合度について  【明石】 2017/06/27(Tue) 18:44

ロジスティック回帰分析のモデル適合度をホスマー・レメショウ検定で求めたのですが,P<0.01,正判別率90%という結果になりました。
モデルの適合度が良いとは言えなくても,正判別率が良いという状態をどう解釈すればいいのかわからずにいます。
分割表の25%以上のセルで期待値が5を下回っているので,カイ二乗分布に従わず,ホスマー・レメショウ検定が使えないということはあるのでしょうか。
サンプルサイズは70vs70。事象の発現率は10%です。
ご教授いただければ幸いです。

No.22400 Re: 多重ロジスティック回帰分析のモデル適合度について  【青木繁伸】 2017/06/28(Wed) 07:25

せめて,ホスマー・レメショウ検定が適用された集計表(区分ごとの期待値と観察値),判別結果の集計表(2群×発現・非発現数)を示してください。

発現率が10%なら場合によっては90%という正判別率もあり得るでしょうし,期待値と発現数の相違もある程度大きいサンプルサイズのせいということもあるでしょう。

以下も参考になるでしょう。
内田治:ロジスティック回帰分析におけるモデルの適合度指標に関する考察と提案
http://www.iic.tuis.ac.jp/edoc/journal/ron/r8-1-2/index.html
要約すると,ホスマー・レメショウ検定は不適切ということ

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