No.22207 工程能力指数Cp  【かずみ】 2016/11/04(Fri) 21:32

「工程能力指数Cpは,規格の中心と標本平均値Xberがほぼ同じ時に求める。」となっていますが,このほぼ同じ位とはどれ位までなのですか?
Cpkは,こうしたことを考えなくて良いので,実務ではCpkを用いていますが,
Cpの場合は,この辺りが曖昧でわかりません。検定で同じとは言えないので,分散分析などのプーリングの考え方などから考えてαを25%と考えてこれを両側として,,,,すると±0.3シグマ位をほぼ同じと考えてよいのでしょうか?
このほぼ同じくらいといった事を統計的に解説した書物,論文はあるのでしょうか?

No.22208 Re: 工程能力指数Cp  【まさき君】 2016/11/09(Wed) 08:19

品質管理上の経験則であって,理論的に説明できないとは思いますが,工程ばらつきにおいては,ロット毎に平均値は変動するが,ロット内の分散は殆ど変動しない,と考えるのが一般的で,これに基づけば,Cpにも一定の意味合いはあります。
例えば,Cpkが全然駄目な時,Cpは十分ならXberを補正する事で歩留り改善の余地があるが,Cpも駄目なら手のつけようがない,等。

No.22209 Re: 工程能力指数Cp  【かずみ】 2016/11/09(Wed) 18:10

ありがとうございます。
やはり工程能力指数はCpkとしてXberが補正,調整可能な場合の工程能力指数がCpとかんがえるべきなのでしょうか?
であれば色々な書物,文献はそうすべきですね。

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