No.22105 交互作用の検定について  【立山】 2016/08/16(Tue) 23:23

青木先生 始めまして。cox回帰分析のモデルでのinteractionについて質問させてください。

認知症の発症に関して解析したいのですが,要因A〜Dがあるとして,要因B〜Dで調整した要因Aによるハザード比を出すモデルは,説明変数に要因A〜要因Dを投入して行うことができました。

そ して要因A*要因Bの交互作用があるのかも知りたいのですが,モデルに「要因A,要因B,要因A*要因B」の項を投入して要因A*要因Bが有意であるか調 べればよいのでしょうか?それとも「要因A〜要因D」と「要因A*要因B」を投入して,要因C要因Dも調整したうえでの交互作用をみるのがよいのでしょう か。
手持ちの本など調べたのですが記載がなく困っております。

お忙しいところ恐縮ですがよろしくおねがいいたします。

No.22112 Re: 交互作用の検定について  【鈴木康弘】 2016/08/19(Fri) 07:21

 青木先生からのコメントがないところをみると,お好きなように,ということかもしれませんね。

 主効果に「要因A〜要因D」の4つ入れると,「要因A*要因B」以外の交互作用はどうなんだ?と査読者に言われることはあるかもしれない。

No.22117 Re: 交互作用の検定について  【青木繁伸】 2016/08/19(Fri) 21:19

いつも私の意見を期待されるというのも困った状況ですが...

これも,多変量解析は分析に関与す るすべての変数に基づいて分析すべしという大原則からすれば,A,B,C,D の主効果,AB, AC, AD, BC, BD, CD, ABC, ABD, ACD, BCD, ABCD の交互作用からなるフルモデルをまず検討すべきでは?もっとも,普通は高次の交互作用の影響度は低いので
A,B,C,D,AB, AC, AD, BC, BD, CD
A,B,C,D,AB, AC, AD, BC, BD, CD, ABC, ABD, ACD, BCD
A,B,C,D,AB, AC, AD, BC, BD, CD, ABC, ABD, BCD, BCD, ABCD
の順でよいと思うのではあるけれども。

No.22118 Re: 交互作用の検定について  【立山】 2016/08/20(Sat) 08:43

鈴木様 
アドバイスありがとうございます。
特にA×Bについて興味があったので調べてみようと考えたのですが,それ以外の交互作用についても検討をしたいと思います。

青木先生
アドバイスありがとうございます。
アドバイスを参考にさせていただき,優先度の高い順で検討したいと思います。

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