No.21660 統計手法の選択について  【統計初心者】 2015/05/17(Sun) 21:54

外国語教育のスキルにおいて,能力自己評価と動機づけの2種類の質問紙調査(6件法)を行いまして,その関係を見ようとしておりますが,データの取り扱いと統計手法で迷っております。
具体的には,能力評価の高い生徒と低い生徒で,動機づけがどのように違うのかを見たいのですが,動機づけの結果が概して高いためか,能力の高低では各項目において有意差がほとんど出ない状態です。(回答の範囲も小さく,各質問項目の回答の標準偏差も小さいためか,能力と動機づけの相関係数も2.5程度です)

そこで,全くの素人考えなのですが,能力評価の回答の真ん中(3と4の「どちらかというできる」「どちらかというとできない」)を外して,能力低群(回答1と2)と能力高群(回答5と6)の2群を作成し,動機づけも高・低群の2群にして,比較をしようと思っておりますが,このようなデータの操作が可能かどうかでわからなくなってしまっております。また,このデータの使用が可能であれば,その際の統計手法として,カイ二乗を使うべきなのか,それとも,能力の2群は高低があるので,順序データとして差の検定をするべきなのかもわからなくなってしまっております。
記述統計の箇所で,平均値を使って論じる予定で,相関係数もピアソン相関係数を使っておりますため,データの取り扱いに一貫性がなくなるのではとも思っております。

何分,統計は初心者のため,基本的な内容で申し訳ございませんが,ご指導をいただけますと,大変ありがたく存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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