No.21504 回帰分析から予測値の信頼区間を求める  【悩める小児科医】 2015/01/13(Tue) 19:22

年齢と相関のある臨床検査値について基準値を作成しようと思っています。95%の信頼区間を設定する場合,臨床検査関係の統計学の教科書や過去の論文では回帰分析では,a+bX±1.96SEMとしているものもあります。nが多いときにはよいようですが,どのくらいのnならばよいといったことはありますか?(今のところnは90を少し超えたところです。この場合,a+bX±1.96SEMとしてもよいでしょうか?)
また,a+bX±1.96SEMとすると,年齢ごとに信頼区間の上限と下限を計算しやすいのですが,もし,a+bX±1.96SEMといった近似を行わずに,t(n-2,0.05)や平方和などを用いた方法で行った場合,年齢ごとの信頼区間の上限と下限を自動的に計算してくれないようなのですが,自動的に計算してくれるソフトをご存知でしたら,教えてください。

No.21505 Re: 回帰分析から予測値の信頼区間を求める  【青木繁伸】 2015/01/13(Tue) 19:39

単純に近似の程度がどれくらいかは,図にしてみれば一目瞭然
n <- 20:200
plot(n, qt(0.975, n-2), type="l", ylim=c(1.96, 2.1))
abline(h=1.96, col=2)

> 年齢ごとの信頼区間の上限と下限を自動的に計算してくれないようなのですが,自動的に計算してくれるソフトをご存知でしたら

自分で作ってもたいしたことないでしょう。


No.21507 Re: 回帰分析から予測値の信頼区間を求める  【悩める小児科医】 2015/01/14(Wed) 12:51

図をみてよくわかりました。
確かにそれほど難しい計算ではないので,信頼区間の上限と下限は自分で計算してみます。
ありがとうございました。

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