No.17439 図表中への有意水準の表記法  【NI】 2012/09/13(Thu) 21:34

有意水準の表記法について質問をさせて頂きます。
図表中でグラフや表への有意水準の記載について,原則的にP<0.05を*,P<0.01を**,P<0.001を***で記し,そのlegendの中で*P<0.05のように定義しておくとありました。
こ こで質問ですが,Bonferroni補正を行い有意水準α=0.05/3(0.0167)となった場合,図表中にP<0.01やP< 0.001を示したい場合に,*の記載はP<0.01を**,P<0.001を***で原則通りに記載して良いものなのでしょうか?あるい は,αが変化した分,*の記載法が変わるものなのでしょうか?
初歩的な質問で恐れ入りますが,ご教授を頂けましたら幸いです。

No.17441 Re: 図表中への有意水準の表記法  【青木繁伸】 2012/09/13(Thu) 21:43

Bonferroni補正 の有無にかかわらず,P 値をそのまま書いておけばよいだけのことです。
従って,P 値によるアステリスクの記述法についても従来通りでよいでしょう。

しかし,アステリスク表記は不要です。削除すべきでしょう。表記の意味がないです。

No.17443 Re: 図表中への有意水準の表記法  【NI】 2012/09/14(Fri) 18:38

青木先生,早速のご回答に感謝申し上げます。
有意水準の記載については,legend中(や本文中)にP値を記すのみで十分であり,やむなくグラフや表のどの部分に有意差がみられるかを記載する場合,Bonferroni補正などに関係なく通常(原則)どおりの表記を用いてよいと理解を致しました。
解りやすくご回答下さり,ありがとうございました。

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