No.17434 2元配置分散分析  【医療系学生】 2012/09/12(Wed) 21:50

下記についてご教示いただけましたら幸いです。

疾患Aとコントロールの被験者それぞれにおける同一個体の5箇所の部位について測定で得られたデータを用い,疾患間および測定部位間での差を検定したいと考えています。
統 計ソフトにはSPSSを用い,疾患(対応のない因子)水準数2と測定部位(対応のある因子)水準数5の2要因における繰り返しのある分散分析を行ったとこ ろ,交互作用が認められず,疾患間および測定部位間に有意差が検出されました。5つ以上の多重比較法にはボンフェローニは使わないほうがよいと本で読んだ のですが,測定部位間および疾患間について,全ての水準の組み合わせで比較を行うことは可能なのでしょうか?

No.17435 Re: 2元配置分散分析  【青木繁伸】 2012/09/13(Thu) 10:01

> 5つ以上の多重比較法にはボンフェローニは使わないほうがよいと本で読んだのですが,測定部位間および疾患間について,全ての水準の組み合わせで比較を行うことは可能なのでしょうか?

理由が書いてあったでしょう?検出力が低くなるからということでしょ?
低くなってもやらなければならないなら,やればよい。
ボンフェローニ法より検出力が高いものがあれば(あるだろうけど)それをやればよい。
それだけのこと。

No.17436 Re: 2元配置分散分析  【医療系学生】 2012/09/13(Thu) 11:17

早い回答どうもありがとうございます。
検出力が高いものとしてTurkey法があったので,そちらでもやってみます。

もうひとつ質問してもよろしいでしょうか。
5 箇所の測定部位毎の疾患間(水準数2)における検定については,Student t検定を5回行ってみたのですが,どうも検出力が強すぎて方法が間違っているような不安があります。同様の研究デザインで発表されている論文には2元配置 分散分析後にMann-Whitney U検定を用いているのですが,パラメトリック検定とノンパラメトリック検定を混合して使用しており,そちらも正しいと思えないのです。
書籍を探したのですが,どうも合致する条件が見当たりませんでした。そもそも二元配置分散分析後に2水準の比較を行うことはできるのでしょうか?

No.17437 Re: 2元配置分散分析  【後医は名医】 2012/09/13(Thu) 18:53

>検出力が高いものとしてTurkey法があったので,そちらでもやってみます。
本来,Tukeyは独立したデータ用ですので,査読者からクレームのつく可能性があります。もっとも,球面性があれば,Tukeyをおこなってもよいとされていますが,ここはボンフェローニで補正するのが一番無難だと思います。

No.17438 Re: 2元配置分散分析  【医療系学生】 2012/09/13(Thu) 20:49

ありがとうございます。
モークリーの球面性の仮定が成立しなかったので,Greenhouse-GeisserとHuynh-Feldtのイプシロンを用いてF分布の有意確率を計算しています。
検出力は低いですが,ボンフェローニ法を無難に使用して測定部位間の比較をしたいと思います。

No.17440 Re: 2元配置分散分析  【青木繁伸】 2012/09/13(Thu) 21:36

何をいっているのかよく分かりませんね

> どうも検出力が強すぎて

何を基準に,そう仰るのか訳が分かりませんが

にもかかわらず,

> 検出力は低いですが,ボンフェローニ法を無難に使用して測定部位間の比較をしたいと思います

というのも,理解できかねます。

そもそも,spss を使って,どのように処理されたのか,それ自体疑問ですが,詳細を提示されても,よく分からないということには変わりないと思うので,無駄ですね。

No.17442 Re: 2元配置分散分析  【医療系学生】 2012/09/13(Thu) 23:23

検出力の大きさよりも信頼性のある統計学的手法を選択したいと思っています。
補正をしない状態で検定を行うことが本当に正しいのか知りたかったのですが,軽々しく検出力に関してコメントをしたことをお詫びいたします。

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