No.16972 2群の交互作用と経時点での有意差  【リサ】 2012/05/29(Tue) 10:46

統計はあまりよくわかっておりませんので,よろしくお願いいたします.
現在の研究で,反復測定2元配置分散分析を使って解析しています.
2群間に交互作用がない場合,計4ポイントの経時点の中で,ある時点については,t検定で有意差を認めた場合,これは有意差ありと考えてよろしいのでしょうか?
2群の変化のパターンは同じ傾向ながら,局所で有意差あり,と出るので,その解釈をどう考えればよいかと思い,お尋ねしております.よろしくお願いいたします.

No.16973 Re: 2群の交互作用と経時点での有意差  【青木繁伸】 2012/05/29(Tue) 15:40

> 計4ポイントの経時点の中で,ある時点については,t検定で有意差を認めた場合,これは有意差ありと考えてよろしいのでしょうか?

「特定の時点についてだけ有意差があった」というなら,「特定の時点についてだけ有意差があった」わけです(書かれているとおり。それ以外の解釈はありえない)。時点を通じて有意差があったのではないのは明らか。
また,当然ながら,幾つもの時点で検定したのなら,検定の多重性も考慮しなければならない。

No.16974 Re: 2群の交互作用と経時点での有意差  【リサ】 2012/05/30(Wed) 13:15

青木先生,ありがとうございます.

検定の多重性は,具体的にはどのように行えばよいのでしょうか?

  反復測定2元配置分散分析で2群間に交互作用がある場合,どの時点で群間に有意差があるのかは,各経時点での2群間のt検定(3群以上なら分散分析)で調 べておりましたが,このように複数の時点で個々に検定した場合の検定の多重性という意味が理解できておりません.よろしくお願いいたします.

No.16975 Re: 2群の交互作用と経時点での有意差  【青木繁伸】 2012/05/30(Wed) 13:21

最も簡単な,ボンフェローニ法は,有意水準を α,検定の回数を k とすると,毎回の検定の有意水準を α/k で行うというもの。インターネットで,ボンフェローニ法を検索。

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