No.16656 検出率の差の検定  【Tinsely Harrison】 2012/03/19(Mon) 12:05

統計処理について質問致します。

サンプルサイズが50例の集団で,遺伝子変異を異なる検出方法を用いました。
この場合検出方法AとBの差を検定するにはフィッシャーの正確検定でよいでしょうか?

サンプルサイズ50例
方法A 11例が陽性
方法B 4例が陽性

両側P値=0.091>0.05となり,有意差有り,と判定しました。
この検定で,正しいかどうかご教授頂けますようお願いいたします。

No.16657 Re: 検出率の差の検定  【ひの】 2012/03/19(Mon) 17:12

両側P値=0.091>0.05
なら有意差なしですね。

No.16658 Re: 検出率の差の検定  【Tinsely Harrison】 2012/03/19(Mon) 17:34

返信を有難うございます。

P=0.091>0.05で帰無仮説採択ですね。
ありがとうございました。

No.16661 Re: 検出率の差の検定  【青木繁伸】 2012/03/20(Tue) 20:40

> この検定で,正しいかどうか

正しくありませんよ。Fisher の正確検定は,独立k標本(k≧2)の独立性の検定です。あなたは,同じ検体を方法 A, B の2種類で測定したのですから,独立k標本(k≧2)の独立性の検定ではありません。
やるべきは,一致率の検定(κ統計量)でしょうか。または,マクネマー検定およびその正確検定である二項検定。

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