No.16655 三元配置の分散分析と多重比較のギャップ  【統計初心者A】 2012/03/17(Sat) 23:58

 独立していると見られる要因A(3水準),要因B(2水準)および要因C(5水準)における値(8〜10反復の繰り返し)の影響を見るため,三元配置の分散分析を行いました.
 結果,交互作用の1組合せ(A×C:P値<0.05)を除いて,P値<0.001となりました(ちなみに,A×B×CのP値は0.64でした).

要 因Bと要因Cについては,ざっくりとした影響を統計的に評価できれば良かったので,同一要因Bと要因Cの条件下における要因Aによる影響を多重比較検定 (Tukey-Kramer法)にて検定した結果,要因Aの3水準の間に少なくとも1組に有意差が認められる条件は2×5個中,3条件のみでした.

 分散分析の要因AにおけるP値が0.1%未満であったにも関わらず,個々で行った多重比較検定による結果を見ると,要因Aが異なることの影響は小さいように見られますが,統計処理の手順が間違えているのでしょうか?

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