No.16123 3要因分散分析の進め方  【たけした】 2011/12/30(Fri) 10:25

ご教授よろしくお願いいたします。

3要因分散分析(A(2)×B(2)×C(2),全て対応なし)において,2次の交互作用,1次の交互作用が1組,主効果が1つの要因で有意でした。

このような場合,より高次の交互作用から見ていくものだと思うので,2次交互作用の単純交互作用の検定をしたところ,C要因の片方の水準におけるA×Bの単純交互作用に有意傾向があったのみで,あとは有意ではありませんでした。

有意傾向は,有意ではなかったと判断し,単純・単純交互作用の検定には進めないと考えているのですが,このような場合,ここで解釈を終了しなければならないのか,1次の交互作用の解釈に進んでいいものなのか,お聞きしたいです。

1次の交互作用の解釈をしないと,この従属変数に関しては,いろいろな有意が出たにも関わらず,具体的なことは「何もわからなかった」となってしまう気もするのですが,如何せん“統計の常識”を持っていないため,正しい判断ができません。

ご教授の程,よろしくお願いいたします。

No.16125 Re: 3要因分散分析の進め方  【青木繁伸】 2011/12/30(Fri) 15:49

交互作用は高次になるにつれて重要性は低下するので,低次のものから考察すべきと思っていましたけど?

No.16126 Re: 3要因分散分析の進め方  【たけした】 2011/12/30(Fri) 16:51

青木先生

ご返信誠にありがとうございます。

分散分析をしたとき,交互作用が出た ときは主効果は見ない,高次の交互作用が出たときは(その交互作用に低次の影響が含まれるため)低次の交互作用は見ない,のように教わったことがあり,し かし先生のおっしゃるとおり,確かに低次の交互作用を考察できれば高次の重要性は低まるとも考えられ,少々混乱しております。

ただ,小塩先生の以下のURLについて,1次の交互作用を解釈していいのは2次の交互作用が有意ではなかったときだけと私は解釈し,ただそうすると,2次の交互作用が有意でも,単純交互作用が有意ではなかった場合は・・?と,一人答えが出ずにいました。

しかし,どちらにしても1次交互作用を考察してはいけない理由はない,ということでしょうか? 

重ね重ね,拙い理解で申し訳ございませんが,よろしくお願いいたします。

http://psy.isc.chubu.ac.jp/~oshiolab/teaching_folder/datakaiseki_folder/05_folder/da05_03.html

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