No.16027 分散分析による難度差の傍証について  【K大学大学院生】 2011/12/19(Mon) 22:01

こんばんわ。いつもこちらの掲示板では勉強させていただいております。

私は教育心理学系で大学院生をしているものですが,本日は,テスト問題の難度差についてご質問させていただきたく投稿いたしました。

状況ですが,それぞれ7項目(正解1,不正解0の2値で得点化)からなるA,B,Cの3タイプのテスト(すべて同一の構成概念を測定していると思われるもの)を1つのテストにまとめ被験者に実施し,結果を得ました。

こちらが期待(予測)していた点は,A<B<Cの順で,難度が高くなるという結果で,おおむねそのような結果(平均値では例えばAは6.7点とほぼ天井効果を示し,Bは5点前後,Cは4点前後という値)を得ています。

単 にこの平均値差を示すことでも,直感的には差があると感じとれそうなのですが,これらの差を統計的に示すため,例えば1要因3水準(A,B,Cの3テス ト)の繰り返しのある分散分析にかけ,その有意差を示すことは意味があるでしょうか?(実際に分析をしてみても,A,B,Cの間で有意差が出ます。)

このような単純な疑問ではあるのですが,難度差の違いを示す分析についての文献が見当たらず,どうすれば上記のような難度差を統計的に示すことができるか悩んでおります。

よろしければみなさまのお知恵を拝借できればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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