No.15948 検定方法について  【たか】 2011/12/12(Mon) 16:02

統計初心者で悩んでいます。
足のしびれがある母集団に対してAという薬剤を使用し,足のしびれの改善(症状のあ り,なし)を経時的(1か月後,2か月後,6ヶ月後,1年後)に測定し,最終的に歩行能力が改善したかどうかで2群に分けたstudyがあります。この歩 行能力改善群(N=40)と非改善群(N=20)とで,しびれの改善の時期が違うかどうか(例えば「歩行能力改善群は非改善群と比較して2か月以内に症状 が改善している割合が高い」など)を統計的に調べたいのですが具体的に何検定を使用すれば良いかわかりません。
本当に基本的な質問で申し訳ありませんが,よろしくお願い致します。

No.15949 Re: 検定方法について  【青木繁伸】 2011/12/12(Mon) 17:21

各時点で,改善群と非改善群で症状のあり・なしの割合の差の検定を行い,ボンフェローニ法で調整すればよいのでは?
し かし,たとえそのように検定したとしても,改善群・非改善群で,初期の病状とか性別とか年齢とかが異なっていたかどうかなどを検討しないと,一気に結論に 飛びつくわけにも行かないのではないですか?背景因子も含めて Nonlinear mixed-effects model を適用するとか。
データ分析計画を立てないまま研究がスタートしたことの他にも,実験計画自体が不十分なように思います。

No.15956 Re: 検定方法について  【たか】 2011/12/12(Mon) 21:59

いろいろアドバイスありがとうございました。
もう一度実験計画から上司と見直したいと思います。

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