No.15543 Re: 看護研究 【青木繁伸】 2011/10/24(Mon) 07:28
> 順序尺度のウィルコクソン検定は使えませんか?
使えません。
> t検定は 間隔尺度なので 使えませんよね。
使えません。
本来は対応のあるべきデータなんですから。
また,ちゃんと対応のあるデータをとったとしても,ウィルコクソンの符号付順位和検定は使えません。順序尺度のデータの差を取ったものはもはや順序尺度であることは保証されませんから。
No.15544 Re: 看護研究 【田森】 2011/10/24(Mon) 21:37
早速ご回答ありがとうございます 度々申し訳ありませんがまた質問させていただきます 五段階評価で 1 全く疲れていない 2あまり疲れていない 3どちらでもない 4少し疲れている 5常に疲れている としました 結果は 前が 1が0人 2が0人 3が0人 4が8人 5が8人 で後は 1が0人 2が8人 3が0人 4が5人 5が3人でした
くどいようですが 統計での検定はできませんか?? 単純集計しか道はありませんか??
No.15546 Re: 看護研究 【青木繁伸】 2011/10/25(Tue) 00:52
> くどいようですが 統計での検定はできませんか??
できないでしょう。対応のあるなしで,検定統計量の算出法も,自由度も違います。本来対応のあるデータを対応のないデータとして検定してよい訳がありません。調査計画をしくじったと言うことで,あきらめましょう。
> 単純集計しか道はありませんか??
厳密に言えば,単純集計すら危うい。
だって,あなたがここに書いた情報によれば,
2 4 5
前 0 8 8
後 8 5 3
ということになるのだけど,本当は以下のような集計表になるべき。
○の部分は合計欄からだけは決まりませんよね(24通りあるかな?そのうちのどれかわかりません)。
後
2 4 5 合計
前 4 ○ ○ ○ 8
5 ○ ○ ○ 8
合計 8 5 3 16
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