「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 044

No.15379　対応のない２群間の比較　正規性について　　【桜】　2011/09/25(Sun) 14:44

初めまして。私は大学生です。異なる医薬品の有効性を見るために，2群で異なる患者を対象に，ある検査値を，「対応のない2群間の平均値の差の検定」を，jmp8を利用し解析しています。
二変量の関係で，目的変数を連続尺度（検査値）に，説明変数を名義尺度（異なる医薬品）にしました。
解析手順として，始めに正規性を仮定できるかを判断し，正規性を仮定できるならば，次に，等分散性の検定に移ると考えています。
正規性の判断は，「正規分位点プロット」→「分位点‐実測値プロット」を選択し，参照線に2群それぞれが従っているかを確認しました。

ここで質問させて頂きたいのですが，
①参照線に従うか否かという，正規性の判断に主観的要素が含まれてしまい，パラメトリック検定かノンパラメトリック検定かのどちらを最終的な有意検定の判断材料にすればよいのか分からない次第です。
②jmpで上記の正規性の判断を，客観的に判断できる検定はあるのでしょうか？

拙い文章で申し訳ありませんが，回答のほどよろしくお願い致します。

No.15380　Re: 対応のない2群間の比較　正規性について　　【青木繁伸】　2011/09/25(Sun) 14:58

No. 15308 のスレッドを参照

「JMP 正規性の検定」でググれば，
JMP - FAQ：Shapiro-Wilkの正規性検定の解釈
http://www.jmp.com/japan/support/faq/stat_2085.shtml
というのが出てきます。そのほかのWebページも参考になるでしょう。
Shapiro- Wilkの正規性検定は，連続変数に対して[一変量の分布]から，[分布のあてはめ] → [正規]を選択し，正規のあてはめから[適合度] を選択すると表示されます。 JMPでは正規性の適合度検定に関して，標本サイズが2000以下のときは，Shapiro-Wilkの検定，標本サイズが2000より大きいときは， KSL（Kolmogorov-Smirnov Lillefors）の検定結果が表示されます。

No.15383　Re: 対応のない2群間の比較　正規性について　　【桜】　2011/09/25(Sun) 19:48

お返事が遅くなり申し訳ございません。
ありがとうございました。

とても参考になりました。