No.15376 重回帰分析の変数選択。変数選択規準とp値 【ぶぶんぶん】 2011/09/25(Sun) 10:48
重回帰分析における説明変数の選択について,統計学などの本を読みあさっています。
質問に関連する内容として,次のことを理解しています。
(1)重回帰分析の最適なモデルを求めるために,AICなどの選択規準が有る。
(2)回帰式の有意性を検定するため,重回帰分析の分散分析でp値を求める。
(3)多重共線性に気を付ける必要がある。
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【質問1】
AICなどの説明変数選択規準を用いたとき,分散分析のp値では有意であると判断できながら,説明変数のp値を見ると,有意ではない説明変数が含まれることがあります。
説明変数のp値が有意かどうかで判断できるのならば,AICなどの方法で変数選択を行う意義はどこにあるのでしょうか。
また説明変数選択規準を考慮するのならば,説明変数の有意性はどのように解釈すれば良いのでしょうか?
【質問2】
最適な回帰モデルを求めるとき,多重共線性を取り除くこともできることがある,というのは正しい理解でしょうか。
No.15464 Re: 重回帰分析の変数選択。変数選択規準とp値 【ぶぶんぶん】 2011/10/08(Sat) 19:05
>>15376
自己レスです。
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> 説明変数のp値が有意かどうかで判断できるのならば,AICなどの方法で変数選択を行う意義はどこにあるのでしょうか。
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考えてみれば,説明変数のp値では多重共線性を考慮に入れることはできませんね。
また多重共線性が起こっているかどうかはVIFなどの指標により調べることができるとも理解しています。
ということは,AICなどにより変数選択を行う理由は,説明変数のp値で説明変数がそれぞれ有意かどうかはわかるけども,多重共線性が考慮されないのでAICなどを使って,多重共線性も考慮した,最も適した回帰モデルが得られる,という理解で良いのでしょうか。
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