d <- subset(iris, Species=="virginica")この場合,傾きは0.99574と算出されますが,Sepal.LengthとPetal.Lengthは等大関係にあるのか否かを,統計的に裏付けたいとします.
summary(lm(Sepal.Length ~ Petal.Length,d))
No.15340 Re: Isometric直線と回帰直線との傾きの差の検定 【青木繁伸】 2011/09/06(Tue) 18:45
abs(0.99574 - 1) / 0.08366764 が,自由度 48 のt分布に従う。> d <- subset(iris, Species=="virginica")でよいと思います。
> ans <- summary(lm(Sepal.Length ~ Petal.Length,d))
> x <- ans$coefficients
> t <- abs(x[2,1]-1)/x[2,2]
> df <- ans$df[2]
> p.value <- pt(t, df, lower.tail=FALSE)*2
> c(t=t, df=df, p.value=p.value)
t df p.value
0.05093204 48.00000000 0.95959104
No.15345 Re: Isometric直線と回帰直線との傾きの差の検定 【学生】 2011/09/07(Wed) 09:05
青木先生
早速のお返事ありがとうございます.
普通にt分布の上側確率を求めればいいんですね.
どの統計本を見てもこのような解析方法は書かれていなかったので大変助かりました.
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