No.15309 標本サイズが小さいとき  【いくぶ】 2011/09/05(Mon) 12:51

はじめまして。ぜひ質問させてください。

現在,対応のない2標本の平均値の差の検定を行おうと思っています。
私の実験では各標本共に標本サイズは21個体(植物)なのですが,1個体では分析に足りません(だいたい7個体で一回分)。なので,すべてを一度まとめて回収し,3回分に分けて測定を行っています。
そのため,データとしては繰り返し3回分しかありません。

こ のサイトや他の統計に関するサイトを拝見させていただきましたが,標本サイズが小さい場合はノンパラメトリック検定を行うのがよいと知りました。しかしな がら,ノンパラメトリック検定でも標本サイズが3のように小さすぎる場合は,有意になることはないとの記述もありました。

そこでお聞きし たいのは,この実験ではそもそも統計を用いるべきではないのかということです。標本サイズが小さい場合,統計を行うこと自体あまり意味がないとは分かって いるのですが,私の実験ではそもそもは21個体あるので,統計にかける意味が少しはあるのではと思っていたのですが・・・
調べるほどどうすればいいのか分からなくなってしまいました。
初歩的すぎる質問かもしれませんが,回答よろしくお願いいたします。

No.15316 Re: 標本サイズが小さいとき  【青木繁伸】 2011/09/05(Mon) 17:23

> 私の実験では各標本共に標本サイズは21個体(植物)なのですが,1個体では分析に足りません(だいたい7個体で一回分)。なので,すべてを一度まとめて回収し,3回分に分けて測定を行っています。

資料を化学分析するときに7個体をまとめて分析するということでしょうか。
まあ,いずれにせよ,データが足りないということでしょう。

> 標本サイズが小さい場合はノンパラメトリック検定

というのは,必ずしも正しくはありませんが,いずれにせよ,ノンパラメトリック検定では,例えばマン・ホイットニーの U 検定の場合に各群3例ずつでは,有意水準 5% で両側検定を行う場合,有意になることはありません。

データを増やすしかないと思います。

No.15338 Re: 標本サイズが小さいとき  【いくぶ】 2011/09/06(Tue) 14:55

>資料を化学分析するときに7個体をまとめて分析するということでしょうか。

その通りです。

>まあ,いずれにせよ,データが足りないということでしょう。
>データを増やすしかないと思います。

やはりそうですよね・・・
なんとかデータを増やすように,計画を立て直したいと思います。

お忙しいところ質問に答えていただき有難うございました。

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