No.15253 「推定」という表現について  【ルーニー】 2011/08/25(Thu) 13:23

はじめて投稿させていただきます.

例えばある地域の小学生の人数を把握するために,その地域の全ての家にアンケートをお願いします.

仮にアンケートの回収率が50%として,回収されたアンケートでの小学生の実人数が250人であった場合,その地域の小学生数は単純に考えると推定500人となります.

またアンケートの回収率が95%で,回収されたアンケートでの小学生の実人数が475人であった場合も推定は500人となりますが,上の50%と違い実数に限りなく近くなります.

「推定」というと私の感覚では上(回収率50%の方)のイメージが強く,95%の回収率があるのに「推定500人」というと正確な値ではないとみられる場合が多いように思います.

「推定」とは違った表現の仕方はあるのでしょうか.
もしくは回収率50%で「推定」すること自体が間違いであり,95%の回収率の推定値が正確ではないという評価はされないのでしょうか.

実際の統計学とはかけ離れているかもしれませんが,ご回答いただけたら幸いです.

No.15254 Re: 「推定」という表現について  【青木繁伸】 2011/08/25(Thu) 13:51

通常行われているのは無限母集団におけるもの。例に挙げられたような有限母集団に無限母集団での推定法を使うから間違うのです。

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