No.15175 ステップワイズ法について  【Emina】 2011/08/19(Fri) 01:03

単回帰分析後のステップワイズ法について質問がございます。
現在,医学論文の投稿を行っており,統計解析に困っております。
Aという病気のリスクに関して,リスク因子となりうるすべての項目に対して単回帰分析を行ったところ,幾つかの項目に加えて性別に相関を生じました。その後にステップワイズ法を用いてリスクの大きな因子がどれかを検討したところ,性別には相関を認めませんでした。
このような場合,性別は疾患Aのリスクにはならないと判断してよろしいのでしょうか?
もし,相関があると考えられた場合には,男性群と女性群をそれぞれ別個の集団ととらえて今後の解析を進めなければならない可能性があります。
統計学に関して全くの素人でありお恥ずかしいのですが,何卒ご教示をよろしくお願い申し上げます。

No.15177 Re: ステップワイズ法について  【青木繁伸】 2011/08/19(Fri) 10:13

ここでも何回も書くように,単変量解析結果をいくら積み重ねても多変量解析にはなりません。

重回帰分析で有意にならない変数は他の独立変数との関係において有意じゃないのです。

> 性別は疾患Aのリスクにはならない

その通り。

No.15178 Re: ステップワイズ法について  【Emina】 2011/08/19(Fri) 17:20

無駄な解析を増やさずに済み,助かりました。
御教示どうも有難うございました。

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