No.15110 クロスオーバーデザインの解析方法  【さくら】 2011/08/09(Tue) 00:19

クロスオーバーデザインの介入研究の解析方法について質問させてください。
心理系の研究で,被験者をA群,B群の2群に分けます。
A群には,Time1の間介入を行い,その間B群は何もしません。
次に,Time2の間,B群に介入を行い,その間A群は何もしません。
(Time 1 とTime 2は連続です。)
検査は次のように3回行います。
Assessment 1:Time 1の直前
Assessment 2:Time 1の直後(Time2の直前)
Assessment 3:Time 2の直後
介入の効果をみる解析で現在,次の2つのような案を考えています。

案1
2群のAssessment 2−Assessment 1の変化量についてt検定を行い,介入効果を調べる。
A群についてAssessment 1,2,3で分散分析を行い,Assessment 1に対して,Assessment 3でも有意差が認められれば,介入効果がTime 2の間,持続していたとみなす。
B群についてAssessment1,2,3 で分散分析を行い,Assessment 1,2 に対し,Assessment 3で有意に改善が見られれば,A群だけでなくB群でも介入効果があったことが確かめられる。

案2
Assessment1,2,3(時 間) とA群・B群(群)について,3(テスト回数;Assessment 1, Assessment 2, Assessment 3)×2(群;A群,B群)の2要因混合計画の分散分析を行い,交互作用をみる。Assessment 2とA群の交互作用があれば介入効果があったとみなす。また,Assessment 3とA群に交互作用があれば介入期間終了後も効果が持続しているとみなす。Assessment3とB群に交互作用が有意であれば,A群だけでなくB群で も介入効果があったことが確かめられる。

Assessment1と2だけなら単純にt検定で済ましたいところなのですが,検査を3回実施するためAssessment 3をどう扱うかについて困っております。
上記の案ではどちらが良いでしょうか。案2の方が検定回数が少ないので案1より良いのでしょうか。
また,もしもっと良い解析方法がありましたらお教えいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

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