No.14509 Re: 測定時間が異なる場合の検定 【製薬関係】 2011/04/09(Sat) 05:48
もし見当違いであれば,読み流していただいて結構です。
測定時間が異なるということで単純な統計解析では難しいかと思います。
もし薬剤と反応(?)の関係が何らかの数式で表現できるのであれば,薬剤効果の違いを固定効果として非線形最小二乗法による解析が有効かもしれません。(最終的には薬剤の効果をカイ二乗検定で評価します)
詳しくは,「母集団薬物動態学」として検索して頂ければ,適当なホームページや書籍などが見つかるかと思います。
No.14523 Re: 測定時間が異なる場合の検定 【Chica】 2011/04/11(Mon) 14:24
製薬関係 様
ありがとうございます。
薬物によって体内の生理活性物質の差が出るかどうかを調べています。
非線形最小二乗法によって近似曲線をもとめ,その2曲線に対してカイ二乗検定を行うということでよいのでしょうか?
「母集団薬物動態学」でも調べてみます。
No.14531 Re: 測定時間が異なる場合の検定 【製薬関係】 2011/04/18(Mon) 06:10
2曲線に対してというか,モデル式において「薬剤の効果」という固定効果が有意かどうかを検定する方法です。
つまり,薬剤の効果を同じと考えて1本の回帰曲線とするのと
薬剤の効果を異なると考えて2本の曲線として回帰するのと
どちらが適切かという検定になるかと。
なお,モデル式が線形であれば,分散分析(または共分散分析)として検定することになりますが,
そうでなければSASのNLMIXEDプロシジャやS+のnlmeなどを使用することになります。
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