Y = a + bX + e等という風に書くと思います。
e ~ N(0, sigma^2)
Y:応答変数
a:切片
b:傾き
X:共変量のデザインマトリックス
e:誤差項
N:正規分布
sigma^2:分散
Y = Poisson(Lambda)としている式は見かけるのですが,それ以外は見つけることが出来ませんでした。
Lambda = a + bX
Lambda:ポアソン分布の平均値と分散を表すパラメータ
Y = a + bX + eとでも書くのか,と考えました。一応,シミュレーションで確認したところ,ぴったり同じ結果になるようです。
e ~ Poisson(lambda = (a + bX)) - mean(a + bX)
mean:平均値
a <- 1ただ,周りにこのような質問を相談出来る人がおらずこの理解で合っているのかが不安で,この掲示板に投稿させていただいた次第です。どなたか,この関係が成り立たない場合やこの理解で合っていると思うなど,ご意見を頂ければ幸いに思います。どうぞよろしくお願い致します。
b <- 2
x <- sample(50, 200, rep=T)
y <- a + b*x
plot(x, y, type="l", col=2)
iter <- 100
mat_pois <- matrix(NA, iter, length(y))
for (i in 1 : length(y)) {
mat_pois[, i] <- rpois(iter, lambda=y[i])
}
D <- data.frame(X=rep(x, each=iter), c(mat_pois))
points(D)
Y <- rep(y, each=iter)
E <- c(mat_pois)-Y
points(rep(x, each=iter), Y+E, col=3, pch=16, cex=0.3)
No.14275 Re: ポアソン分布を仮定した回帰モデルの誤差を明示的に書く場合の書式 【知ったかぶり】 2011/02/01(Tue) 18:13
>Y = a + bX + e
>e ~ Poisson(lambda = (a + bX)) - mean(a + bX)
mean(a + bX) というのは, a + bX そのものですから(そもそもこのような定式化において,「サンプル平均」が使われるということはないと思いますが),この式は, Y = Poisson(lambda = (a + bX)) です.
>E <- c(mat_pois)-Y
>points(rep(x, each=iter), Y+E, col=3, pch=16, cex=0.3)
Y + E = c(mat_pois) なので,「ぴったり同じ結果になる」のは当然です.
No.14276 Re: ポアソン分布を仮定した回帰モデルの誤差を明示的に書く場合の書式 【Sai】 2011/02/01(Tue) 18:29
知ったかぶりさん,返信ありがとうございました。
> mean(a + bX) というのは, a + bX そのものですから(中略)この式は, Y = Poisson(lambda = (a + bX)) です.
ということで,a + bX - mean(a + bX) + Poisson(lambda = (a + bX)) = Poisson(lambda = (a + bX))ということですね。
まぁぴったり同じ結果になるのは当然なのですが,念のためと自分の理解のため,でした。
ありがとうございました。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 044 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る