No.14169 重回帰分析におけるダミー変数の取り扱い  【MAGI】 2011/01/16(Sun) 21:06

以前から何度もご相談させていただいており恐縮です
専門職の心身的疲弊感について,重回帰分析を用いて分析をしております
やっと200例をこえるデータがあつまりました
独立変数の一つに性差:男性0,女性1としたダミー変数を用いたところ,
重相関係数.497
R二乗.224
F値10.755でp<.0001
となりました
しかし,性差の回帰係数が2.266と1を越えています
性差のβは.242でp<.0001です
独立変数は全部で6個ですが,もう一つの独立変数も回帰係数が,-1.005と1を越えています
この独立変数のβは-.262でp<.0001です
女性の方が,心身疲弊になりやすいという解釈は問題ありますでしょうか
なお,例数のうち男性が約90例,女性が150例となっていますがこの例数の差違が影響しているのでしょうか
このように,独立変数の絶対値が1を越えてしまうのは抑圧という現象で解釈に注意が必要という本がありました
ご教示いただければ幸いです

No.14170 Re: 重回帰分析におけるダミー変数の取り扱い  【青木繁伸】 2011/01/17(Mon) 08:45

回帰係数が1を超えた場合に抑圧現象とみなすというような統一基準はないと思いますが?

当然のことながら,元の変数を定数倍すれば,回帰係数は変化しますので,ある値より大きい小さいというのは意味がありません。

> この独立変数のβは-0.262でp<0.0001です
> 女性の方が,心身疲弊になりやすいという解釈は問題ありますでしょうか

男性を0,女性を1とコード化(1,2でもよいけど)したのでしょうか。
従属変数は値が小さいと心身疲弊になるのでしょうか。
そういうことなら,あなたの解釈は正しいでしょう。

No.14199 Re: 重回帰分析におけるダミー変数の取り扱い  【MAGI】 2011/01/23(Sun) 16:50

御礼遅れ大変失礼しました.
分析を続けます.
先生ありがとうございます.

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 044 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る