No.14031 用いる検定について  【Aki】 2010/12/26(Sun) 03:17

はじめて質問させて頂きます。統計学については全くの初心者ですので,ご教授頂ければ幸いです。

現在,日本人英語学習者の被験者が,英単語の母音の前のLの音とRの音の聞き分ける実験を行っています。その際,識別の正答率に影響が出ると予想される,以下の6要因を変動させました。

1. 当該音声がLなのかRなのか (2水準)
2. 後続する母音の種類 (3水準)
3. 後続する母音にアクセントがあるかないか (2水準)
4. LあるいはRに前の子音の種類 (前に子音がない場合も含めて4水準)
5. 話者が男性か女性か(2水準)
6. 読むスピードが遅いかノーマルスピードか(2水準)

そ れぞれの水準を掛けあわせると,2×3×2×4×2×2=192ですので,合計192の音声を被験者は聞きました。被験者には,当該単語がLを含む語なの かRを含む語なのかの2択で回答を求めたので,chance levelは50%です。さらに,被験者を英語力によって2つのグループに分けました(それぞれ10人で合計20人)。

実験の結果から, 192種類それぞれの音声の正答率は出ているのですが,どの要因が正答率(=識別の難易度)にどの程度影響を与えているのかということは,どういった手法 を使えばわかるのでしょうか。平均値=正答率と考えれば,分散分析が使えそうな感じもしますが,分散分析でも問題はないのでしょうか?
また,それぞれの要因について,2つのグループの差に統計学的な意味があるのかどうかということは,どうすればわかるのでしょうか。

基本的なことで恐縮ですが,よろしくお願い致します。

No.14126 Re: 用いる検定について  【kai】 2011/01/07(Fri) 08:37

目的変数がL/Rの判定なので名義尺度の変数です.よって,ロジスティック回帰分析で解析するのが妥当ではないでしょうか.

http://bm.hus.osaka-u.ac.jp/~torii/logistic-a/index.htm

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