No.13896 Re: Mann-WhitneyのU検定について 【青木繁伸】 2010/11/30(Tue) 20:43
多重比較の前に分散分析をするかどうかは,諸説あり。
しかし,分散分析で有意となったあとは同じ手順で多重比較することになる。
あなたの場合,ボンフェローニ補正をしたか単純に2群間比較したかは大違い。
「このような方法は行ってもいいのでしょうか」は,だめでしょう。あなたもそれはわかっているはず。
「P値が小さすぎて有意差はでませんでした」というのも,n=5 とかコントロールが2つあるというような実験デザインなので,しかたないでしょう。
また,あまり大きな違いはないとは思いますけど,ボンフェローニ補正よりはましな補正法もありますよね。
No.13897 Re: Mann-WhitneyのU検定について 【太郎】 2010/12/01(Wed) 09:35
「分散分析にクラスカルウォリス検定」という表現はおかしいですね。
「実験全体の有意性の検定をクラスカルウォリスで行う」ということでしょう。
分散分析とクラスカルウォリス検定は全くの別物ですよ。
No.13898 Re: Mann-WhitneyのU検定について 【タイラ】 2010/12/01(Wed) 10:02
早速のご返事ありがとうございます。
ではこの場合は,クラスカルウォリス検定(0.05)を行い,その後の多重比較にはどのような方法がありますか?
実験としては,コントロールと各実験群の有意性を確認したい実験系となっています。
スティール‐ドゥワス法 スティール法 ダネット法などがかんがえられるとおもいますが・・・。
ご教授おねがいします。
No.13903 Re: Mann-WhitneyのU検定について 【後医は名医】 2010/12/01(Wed) 23:14
通常ならSteel法だと思いますが,コントロールが2つあるのでSteel-Dwass法でしょうか。しかしn=5では有意差がでるのはかなり厳しいと思います。
No.13904 Re: Mann-WhitneyのU検定について 【タイラ】 2010/12/02(Thu) 14:16
ご返事ありがとうございます。
Steel-Dwass法で行ってみましたが,同じスコアで有意差が出るという変なデータが出てしまいました。
今回行った実験系に問題があるようです(n数など),再度検討します。
みなさまご助言ありがとうございました。
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