No.13594 対応のある検定  【DC】 2010/10/11(Mon) 22:21

いつも勉強させていただいてます。
さて,添付図のように,5人のドナーから採取した細胞集団があるとして,それらを,薬物添加なし(白バー)と薬物添加あり(黒バー)とで,数日間培養した後に,ある表現型を数値化するとします。
図のように,全体としてみるとドナーごとの表現型は差異が大きいのですが(個人差),薬物添加の有無に着目すると,一定の傾向が見られます。薬物の効果を評価したい場合,私は,対応のあるt検定がふさわしいと思うのですが,それで問題ないでしょうか。


No.13595 Re: 対応のある検定  【青木繁伸】 2010/10/11(Mon) 23:36

> 対応のあるt検定がふさわしいと思うのですが,それで問題ないでしょうか。

問題ないですよ。

以下のような図を描くと,対応のあるデータの比較をしていることの意味がよくわかるでしょう。


No.13596 Re: 対応のある検定  【DC】 2010/10/11(Mon) 23:52

青木先生,早速のご返答ありがとうございました。
確かに,上図だと分かりやすいですね。これで安心して解析できます。

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