No.13534 主効果が有意でない時の交互作用 【看護研究にて】 2010/10/04(Mon) 12:15
いつもお世話になっています。
No.13527で青木先生が仰った
「主効果が有意でない変数が関与する交互作用を考える意味はあまりない」
というのが,一般に成り立つのでしょうか? よく理解できなかったので,詳しく伺えないでしょうか。
例えば,
二日酔いに対して梅干しとうなぎが有効な一方,競合すると無効の時,2要因デザインで,二日酔いスコアが
(梅干し無うなぎ無)=10
(梅干し有うなぎ無)=4
(梅干し無うなぎ有)=4
(梅干し有うなぎ有)=10
だと,主効果はどちらの要因についても有意ではありませんが,交互作用を考えて「梅干しとうなぎはいずれも有効だが,併用すると無効」という結論が得られる,と思ったのですが・・・
元の質問と離れてしまってすみませんが,交互作用を理解するのを常々大変に思っておりますので,どうかご教示いただければ幸いです。
No.13606 Re: 主効果が有意でない時の交互作用 【波音】 2010/10/13(Wed) 22:54
安易な回答を避けるために,過去のこの掲示板でも何度が推薦している本があるのであげておきます。
Alan Grafen, Rosie Hails; 野間口謙太郎・野間口眞太郎「一般線形モデルによる生物化学のための現代統計学」共立出版(2008)の第7章およびp185前後
これは交互作用についての解説のみに章を1つ割いており大変参考になる(と私は称賛している)本です。一時しのぎ的に回答を期待するものでなければ(^_^;) 読んで損することはないかと思われます。
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