No.13471 結果の掲載について。  【博士DON】 2010/09/21(Tue) 16:51

年休取得が将来所得に及ぼす影響を見るため,

年収(対数)(2005)を従属変数とした重回帰分析を行ないました。

独立変数は,2005年と過去2年の当該年度ごとの年休取得日数を用いました。
コントロール変数としては,2005年の基本属性および働き方に関する変数に加え,週あたり実労働時間を投入しました。

自由度調整済決定係数,F値と有意水準以外で結果に掲載が必要なものは何になるでしょうか。
年休取得日数が,時系列なのでダービンワトソン比も掲載したほうが良いのでしょうか。
どうぞご教授よろしくお願い申し上げます。

結果表を参考に提示しておきました。

文字が見えづらいので,左の変数等を入れておきます

被説明変数=年収(対数) 
サンプルサイズ=428

変数名
定数項
  【中略】
2004年度の年休取得日数
2003年度の年休取得日数


Adjusted R-squared
Durbin-Watson stat
F-statistic
Prob(F-statistic)


No.13472 Re: 結果の掲載について。  【青木繁伸】 2010/09/21(Tue) 17:44

各変数についての結果ですけど,Std.err は不要でしょう。また,係数の有意性をアスタリスクで表示していますけど,これは旧時代の遺物です。ちゃんと P 値を表示しましょう。つまり,最低限必要なのは,偏回帰係数,及び P 値。他に表示する余裕があれば,標準化偏回帰係数。
Adjusted R-squared,Durbin-Watson stat,F-statistic,Prob(F-statistic)については,F-statistic は不要(要するに,検定統計量はあまり明記する意味がない)。たぶん,ダービン・ワトソン検定も不要(有意じゃなかったなら,なおさら)
和文で表を作るなら,項目も和文にしないと,和文での専門用語を知らないのかと思われますよ。

No.13481 Re: 結果の掲載について。  【博士DON 】 2010/09/22(Wed) 18:52

青木繁伸先生

貴重なご意見有難うございます。
学会前に御助言を戴けて幸いです。

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