No.13332 不偏推定量をn-1.5でわるという議論 【波音】 2010/08/30(Mon) 16:29
赤嶺達郎「水産資源のデータ解析入門」恒星社厚生閣(2010)を読みましたら,8章(p115〜)の「標準偏差の不偏推定値はn-1.5で割る?」というトピックスでこの掲示板での議論(http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/mb-arc/arc010/001.html)があがっていました。
この当時では,最後に竹澤先生のレス:「(n-1.5)で割る」を自力で数学的に明らかにすることもできず,文献も見つからず,やむを得ず,数値シミュレーションを行った,という次第です。で終わっていますが,この本にはその旨が詳細に書かれていました。
別に宣伝をするわけでもないのですが(^_^;)
ただ個人的にはn-1だろうとn-1.5であろうと,いったいどのような場面でどのような問題が生じるのだろう? と,すこし"団栗の背比べ"のような気がしてなりませんでした。Chemometoricsとかそういう分野で重宝されるのでしょうか・・・
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 043 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る