No.13291 Re: Kruskal-Wallis test後の多重比較 【波音】 2010/08/19(Thu) 22:19
表現の問題でSPSSは出力にそのように書かれているのかもしれませんが
> Kruskal-WallisのHで有意差を確認した後,多重比較をMann-WhitneyのUで行い,4群を比較したので有意確立をp=0.0125としました.
と いう表現は適切ではないかもしれません。たとえば「クルスカル・ワリス検定を行ったところ有意差が認められたので,ボンフェローニ法により有意水準を α=***として(もしくは単に「調整して」と述べればよい)マンホイットニーのU検定を用いて多重比較を行った。」と述べるのがベターかと思われます。
("Kruskal-WallisのH"や"Mann-WhitneyのU"といったSPSSの訳に違和感を覚えるのは私だけでしょうか・・・)
> 有意確立をp=0.0125としました
> p値は0.0125に設定した
有意確率,p値ではなくて有意水準ではないでしょうか。
> それとも,Mann-Whitney testは表記しなくてよいのでしょうか?
多重比較に用いた(ボンフェローニ法によって有意水準を調整して用いる)検定手法は記すべきでしょう。
> またSPSSでできる多重比較の方法がこれ以外にあるのでしたら教えて頂けましたら幸いです.
回答ではありませんが,SPSSには(私の勉強不足で)聞いたことのないような多重比較法がオプションでたくさん選択できるようになっていますね(^_^;)
No.13293 Re: Kruskal-Wallis test後の多重比較 【後医は名医】 2010/08/19(Thu) 22:37
ボンフェローニの補正では有意差が出にくくなるので,やはり定番のSteel-Dwassの方法がよいと思います。ただし,SPSSにこれがあるのかは知りませんが。
No.13294 Re: Kruskal-Wallis test後の多重比較 【安川】 2010/08/20(Fri) 12:36
ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました.Steel-DwassをSPSSで行う方法を調べて見ます.
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