No.13163 因子分析の発表の仕方  【soe】 2010/07/27(Tue) 07:38

ご多忙とは存じますが何卒,アドバイスをお願いいたします。
平地歩行とトレッドミル歩行の意識調査を実施し因子分析を行いました。学会発表するにあたり,結果の提示はクロンバックα,因子負荷量,寄与度,寄与率,累積寄与率,検定統計量,因子名で十分なのでしょうか?

No.13164 Re: 因子分析の発表の仕方  【青木繁伸】 2010/07/27(Tue) 08:22

その学会の大会抄録集などを参考にするとよいでしょう。
「寄与度」というのは,「共通性」のことでしょうか?
尺度を作るのでなければクロンバックのアルファは無関係では?
因子抽出法(主因子解,最尤解などの別),因子軸の回転法(バリマックス解,プロマックス解などの別)を書くのは基本中の基本でしょうけど。

No.13165 Re: 因子分析の発表の仕方  【soe】 2010/07/27(Tue) 08:39

早速の返信,ありがとうございます。
因子抽出と回転法は方法で述べる予定でした。
『R』を使用しておりまして『SS loadings』を『寄与度』と解釈しました。一応,質問紙の妥当性を,と思いましてクロンバックαも記載しようと思いました。
リハビリテーションの分野で発表予定ですが,どのようにビジュアルに訴えたらよいものか難渋しており,文字の羅列でも皆さんに理解いただけるか不安になりまして・・・

No.13168 Re: 因子分析の発表の仕方  【青木繁伸】 2010/07/27(Tue) 09:51

> 『SS loadings』を『寄与度』と解釈しました

SS loadings は,長ったらしいですけど「因子負荷量二乗和」ですかね?
共通性はどうなるんですか?R では Uniquenesses として表示される独自性を 1 から引いたら共通性になりますけど。

No.13170 Re: 因子分析の発表の仕方  【soe】 2010/07/27(Tue) 11:51

ありがとうございます。
共通性はどの項目も0.1以上ありましたので口頭で説明しようかと考えましたが,共通因子→因子負荷量0.4以上の因子→観測因子といった流れで図式化(??まだ上手くまとめることができませんが)したほうが見ていただける方々には理解していただけるでしょうか?

SS loadingsは因子負荷量を記載すれば,特に記載する必要はないと解釈してもよろしいでしょうか?

No.13171 Re: 因子分析の発表の仕方  【青木繁伸】 2010/07/27(Tue) 13:27

> SS loadingsは因子負荷量を記載すれば,特に記載する必要はないと解釈してもよろしいでしょうか?

社交回転の場合には書かない方が多いでしょう。また,「因子負荷量を書けば」ということではなく,「寄与率を書けば」なくてもいいとはいえるでしょう。

> 共通性はどの項目も0.1以上ありましたので

「共通性は 0.3 以上でなければ」というのが大方の基準ではないでしょうか?

No.13172 Re: 因子分析の発表の仕方  【soe】 2010/07/27(Tue) 15:53

ご指導ありがとうございました。
共通性に関して,もう一度確認しなおしてみます。
またわからないことがあれば宜しくお願いいたします。

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