No.12999 ウィルコクソンの符号付き順位和検定の仮定について 【オボロ】 2010/07/07(Wed) 17:52
すみません。よくわからないので質問させてください。
今,ウィルコクソンの符号付き順位和検定を用いているのです
が,ネットで調べたところ,母集団が連続分布でなければならないという仮定があるようです。例えば,ある処理後の体温の差を調べたい時に,小数点第1位ま
でしか記録されていない。データが36.5Cの時に,実際の体温は36.45-37.54の範囲のどこかとしか言えない。データとして得られるものはたと
え無限回繰り返してもは離散分布だとおもうのですが,このような時に,母集団は離散分布だから この検定は適応出来ないのでしょうか?
イ
ンターネットで調べていると,検定の仮定として書いてあることがかなり異なるページもあったのですが,今後データ分析をしていく上で検定の仮定をある程度
厳密に理解していることはかなり重要だと思うのですが,検定の手法だけでなく仮定をちゃんと書いているような参考書(英語の文献でもかまいません)もご存
じの方がいたら紹介してくださるとありがたいです。
No.13000 Re: ウィルコクソンの符号付き順位和検定の仮定について 【ひの】 2010/07/07(Wed) 18:13
どのような情報もデータ化する(数値化する)段階で離散データになります。それは母集団が連続分布かどうかとは別の問題です。
No.13021 Re: ウィルコクソンの符号付き順位和検定の仮定について 【オボロ】 2010/07/09(Fri) 14:03
データの分布と母集団の分布について,かなり困惑していたようです。
ひのさん,明瞭な説明ありがとうございました。
データだけ見ていると離散分布でも,その元にある母集団を考えた時に連続分布からデータが作られていればよいのですね。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 043 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る