No.12516 二元配置分散分析の解釈  【ぽち】 2010/04/25(Sun) 11:36

お世話になっております。ご教授頂けませんでしょうか。

表題の通り二元配置分散分析(被験者間×被験者内)を実行しました。

交互作用があることを期待していたのですが,以下のような結果(p値)となりました。分析ソフトはSPSSです。

【被験者内効果】 
主効果 0.000
交互作用 0.057

【被験者間効果】
主効果 0.002

本当は,交互作用がある方向で行きたいのですが,基準の0.05を少しだけ超えています。この場合はやはり主効果だけを見るべきなのでしょうか?それとも,実質科学という観点から意味ある解釈が出来る場合,交互作用を見ていって良いのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

No.12520 Re: 二元配置分散分析の解釈  【波音】 2010/04/25(Sun) 18:45

> 実質科学という観点から意味ある解釈が出来る場合,交互作用を見ていって良いのでしょうか?

そうするべきだといえますが,書き方的には"結果"のセクションでは「〜%の有意水準のもとでは有意な差が認められなかった(p=0.057)」と書いておき,"考察"などのセクションでこれについての考えを書けばベターだと思われます。

た とえ"少しだけ"といっても,厳密には0.05を上回っているわけですし,ある人からしたら"少しだけ"ではないのかもしれません。だから結果では有意で はなかったと記すべきです(最初に設定した有意水準(基準)を後から変えることになるわけですから,結果では書くべきではない)。というのが,私の考えで す。

No.12521 Re: 二元配置分散分析の解釈  【ぽち】 2010/04/25(Sun) 20:25

波音さん

お返事ありがとうございます。書き方までご指導頂き,本当に感謝しております。

た だ私の読み方が悪いと思うのですが,波音さんの最後の段落の( )内の後半部分「結果では書くべきではない」とありますが,これはどういう意味なのでしょ うか?その前に「だから結果では有意ではなかったと記すべき」とありまして,この二つで少々混乱しております。申し訳ありませんが,お返事を頂けますと幸 いです。

よろしくお願いいたします。

No.12522 Re: 二元配置分散分析の解釈  【波音】 2010/04/25(Sun) 21:18

分かりにくい表現を使ってしまい,失礼をいたしました。

> 最初に設定した有意水準(基準)を後から変えることになるわけですから,結果では書くべきではない

というのは,"考察で書くべきこと(実質科学的にうんぬんかんぬんということ)を"結果では書くべきでない,ということでした。

改めてまとめると:

結果では,「〜%の有意水準のもとでは有意な差が認められなかった(p=0.057)」と書く。

考察では,「実質科学的に〜っであるから・・・」という考えを書く。

ということです。混乱させてしまいすみませんでした(^_^;)

No.12523 Re: 二元配置分散分析の解釈  【ぽち】 2010/04/25(Sun) 21:39

波音さん

改めまして,ありがとうございます。納得いたしました(^_^)

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