No.11931 検定手法の適否について  【tanaka】 2010/02/02(Tue) 23:17

精度管理(クロスチェック)のデータを取りまとめる仕事が入りました。

シロップに試薬Aと試薬Bをそれぞれ濃度がC1,C2になるように添加し,均一性を確認したものを試料として5つの検査機関に配布しました。
各機関に試薬名を伝え,それぞれ5回の併行試験を実施してもらい定量分析から得られたデータのとりまとめをするものです。

1 それぞれの平均値の差について,一元配置分散分析が適用できるのか。
 出来る場合,有意差が認められたら要因はどのように説明したら良いのか。

2 試薬A,試薬Bの間で繰り返しのある二元配置分散分析が適用できるのか。
 出来る場合,有意差が認められたら要因はどのように説明したら良いのか。

3 他に考えられる統計処理はどんなものがあるのか。

統計は初心者なもので困っております。
エクセルは使える環境にありますが,専用ソフトは持っておりません。

お忙しいところ恐縮です。

どうぞよろしくお願いします。

No.11938 Re: 検定手法の適否について  【ひの】 2010/02/03(Wed) 12:39


真の値(C1,C2)が既知なのであれば,検査機関間の差を比較する必要はなくて,真の値と設定した許容誤差の範囲内に検査値が収まっているかどうかだけ見ればよいのではないですか?
 「均一性を確認」したとありますが,この精度も当然配慮する必要がありますね。

 濃度の値が化学変化などによって経時的に変化して行く可能性がある場合はこの限りではありません(真の値は未知)。

No.11948 Re: 検定手法の適否について  【tanaka】 2010/02/04(Thu) 06:18

どうも御回答ありがとうございました。
お返事が遅れてしまいすみませんでした。
検査値が許容誤差の範囲内に収まっているかどうかZスコアで確認します。

均一性の確認については,これこそANOVAを使うべきですよね。
本当にありがとうございました。

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