No.11798 所さんの目がテン! 2010/01/23  【青木繁伸】 2010/01/23(Sat) 18:59

同じワインを,赤いグラスと青いグラスにつぎ分けて,どちらが美味しいと思うかを実験。ただし,青いグラスは6個,赤いグ ラスは2個。また,どちらが美味しいかを聞くのは,前の被験者たちの回答が残っているボードに,青か赤かを選択させて,シールを貼らせる。結果,青は 15,赤は25。
調査方法として,問題はいくつかある。
番組の目的は,「少ない数(赤は2個)を提示された方を選択する」という作業仮説。
まんまと,赤の方が多かったという結果になったが,様々な問題を含むものの,単純に15と25の選択割合が五分五分という帰無仮説は,採択されてしまうのであった。ああ,なんだかなあ。
> binom.test(15, 15+25)

Exact binomial test

data: 15 and 15 + 25
number of successes = 15, number of trials = 40, p-value = 0.1539
alternative hypothesis: true probability of success is not equal to 0.5
95 percent confidence interval:
0.2272627 0.5419852
sample estimates:
probability of success
0.375
さて,データ採取のどこに問題があったか述べなさいというのは,自主学習にしておきます(^_^;)

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