No.11739 Bonferroniの補正方法について  【Photosynthesis】 2010/01/18(Mon) 19:09

いつも拝見させて頂いております。
また分からないことが出てきましたので,ご質問させて下さい。

多重性を考慮してBonferroni補正をする場合,有意水準αを検体回数で割って下げると思います。
しかし,事前に「全項目において,この組合せは比較しない」と決めておいた場合,Bonferroni補正で割る数字を小さくしても良いものでしょうか?

例えば,下記のような群構成で臨床試験をするとします。
 P1:プラセボ1錠/day群
 P2:プラセボ10錠/day群
 D1:薬剤1錠/day群
 D2:薬剤10錠/day群

こ のような場合,4群のうち任意の2群を比較する組合せとして4C2=6回の検定が考えられますが,試験前に「薬剤の効果の有無を確かめるために2回の検定 (P1-D1, P2-D2),効果の用量依存を確かめるために1回の検定(D1-D2)の計3回だけの比較しか行わない」と決めておくような場合です。
このような場合はαを6でなく,3で割った値を有意水準として設定して良いものでしょうか?

ご教示頂けましたら幸いです。

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なお,今回の質問の主旨とは直接関係ありませんが,他の組合せの検定が必要ないと考える理由を下記に述べます。
P1-P2の比較は,服用する錠数の増加による心理的影響の有無を見ることができるかもしれませんが,既にP1-D1, P2-D2の比較により,薬剤の有無のみの違いによる影響を2用量でみているので必要ないと考えます。
P1-D2とP2-D1の比較は薬剤の違いに加えて服用量の違いがあるので,差があったとしても何を見ているのか分からないので比較する必要はないと考えます。
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No.11740 Re: Bonferroniの補正方法について  【青木繁伸】 2010/01/18(Mon) 19:14

有意水準を全部の検定回数で割るということですからよいと思いますよ

No.11741 Re: Bonferroniの補正方法について  【Photosynthesis】 2010/01/18(Mon) 19:48

早速のご回答ありがとうございます。

可能な組合せ数でなく,自分で設定した組合せ数で良いということですね。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

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