No.11461 事前事後での感情測定と、感情変化を促すと考えられる要因との因果関係を探る方法とは。  【本多菜々子】 2009/12/08(Tue) 10:14

再度質問させてください。
理解できるよう書き込みをさせていただきます。よろしくお願いいたします。

運動前と運動後での感情変化を調べています。
そこで運動で生じる感情変化がどのような要因によって起こっているのかを明らかにしたく,いろいろ考えられる要因を質問紙にして運動後に回答してもらいました。
その結果4因子が抽出されました。

その4要因が感情へ与える影響力を調べたいのですが,どの測定値を使ったらいいのか混乱しています。

1.個々の事後感情値−個々の事前感情値=変化量を算出。その変化量を従属変数として用いる。(マイナス値も出てきます)
2.事前事後の変化は対応のあるT検定で調べ,変化が有意だった感情のみ事後感情値を使って影響力を見る。

事前事後値を扱う研究は,分散分析しか見当たらなかったため,もし参考文献などございましたら,ぜひ教えてください。

ちなみに質問紙は,今行ったスポーツによって,どのようなことを思いましたか?→技術が向上した,顔がほてった,などです。

お手数をおかけしますが,どうぞよろしくお願いいたします。

No.11462 Re: 事前事後での感情測定と,感情変化を促すと考えられる要因との因果関係を探る方法とは。  【波音】 2009/12/08(Tue) 14:02

あまり本質的に取り扱っている問題を理解できていないのですが,,,

> 4要因が感情へ与える影響力

単純にモデル式で表現すれば

 感情 = 要因A + B + C + D

という重回帰分析を行えばよいのではないでしょうか。(1)と(2)の方法自体は誤ったものではないと思いますが,提示されている研究法について:

(1) 感情とは具体的にどのような行動を指すのか。また,それをどのように評価するのか。(「思う」とか「考える」というのも行動といえる)

(2) 事前に感情を評価する得点が得られているとして,事後に改めて感情評価点を得たとしても,それの変化が「スポーツをする」ということが原因で生じたのか。あるいは別の原因によって生じたのか。

特 に(2)のスポーツとその他の原因をうまく分離(区別して説明)できるような工夫が必要かと思います。例えば,スポーツをさせた群と読書をさせた群とを比 較するというような。あるいはスポーツといっても,運動の大きさ(練習量),動作(技術的な内容),嗜好(好きか嫌いか)ということによって感情変化に違 いが現れるでしょう。

> 事前事後値を扱う研究は,分散分析しか見当たらなかったため,もし参考文献などございましたら,ぜひ教えてください。

日本語のものだと藤越「経時データ解析の数理」朝倉書店,藤越ほか「経時データ分析」オーム社。英語だとPeter J. Diggle「Analysis of Longitudinal Data」Oxford Pressあたりがベターな本かと思います。

Google Booksで[Longitudinal Statistics]などというキーワード検索すると,けっこうタダで読めるものが見つけられますよ(^_^;)

No.11463 Re: 事前事後での感情測定と,感情変化を促すと考えられる要因との因果関係を探る方法とは。  【本多菜々子】 2009/12/08(Tue) 17:59

波音さん

返信ありがとうございます。毎度毎度申し訳ありません(−−;

>(2)  事前に感情を評価する得点が得られているとして,事後に改めて感情評価点を得たとしても,それの変化が「スポーツをする」ということが原因で生じたの か。あるいは別の原因によって生じたのか。特に(2)のスポーツとその他の原因をうまく分離(区別して説明)できるような工夫が必要かと思います。例え ば,スポーツをさせた群と読書をさせた群とを比較するというような。あるいはスポーツといっても,運動の大きさ(練習量),動作(技術的な内容),嗜好 (好きか嫌いか)ということによって感情変化に違いが現れるでしょう。

これについては後日,体育実技の時間と,通常授業の時間で同じ対象者で検討を考えています。
感情変化量=要因A+B+C+D
なのか
事後感情=要因A+B+C+D
なのかで困っています。

私 としては,この要因を測定したのが運動後だったので,運動後の感情状態に影響を与えているものとして扱いたいのですが,このときの従属変数は感情変化量で ないと,運動前と運動後で感情測定値に変化がないものがわからないとの指摘を受けました。それをすると,一つの感情要因に4項目×7ポイント=21ポイン トで,事後から事前を引くとプラスやマイナスの変化量と,幅広く出てきます。事後感情を表す時は変化量を用いないと,事後感情を測定したことにならないと いうことなんでしょうか…。

それともこれはやはり測定者の解釈に委ねられるということなのでしょうか。(><)

参考文献ありがとうございました!!!!!!
さっそく図書館で借りてきます!!!!!
統計学は本当に難しいですが,手法を理解できるとやりがいが出てきます!
アドバイスありがとうございました!

No.11465 Re: 事前事後での感情測定と,感情変化を促すと考えられる要因との因果関係を探る方法とは。  【青木繁伸】 2009/12/08(Tue) 19:10

> 事後感情を表す時は変化量を用いないと,事後感情を測定したことにならないということなんでしょうか

事後感情評価点が高かったといっても,運動する前から高かった人 A は,運動の効果はなかった(小さかった)ということになるでしょう?

事後感情評価点が低かったといっても,運動する前から低かった人 B は,やはり運動の効果はなかったということでしょう?

そして,A と B も,運動の効果はなかったのに,あなたのように事後感情評価点だけをみて A の方が運動の効果があったというのは不合理でしょう?

No.11470 Re: 事前事後での感情測定と,感情変化を促すと考えられる要因との因果関係を探る方法とは。  【本多菜々子】 2009/12/09(Wed) 14:50

青木先生

確かに不合理です。
納得できます。

事後感情評価点−事前感情評価点で変化量を出して,重回帰分析の従属変数に用いて分析をしてみたいと思います!

ありがとうございました(^^)

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