time <- 1:10
temp <- c(12, 15, 20, 27, 33, 60, 77, 86, 90, 100)
karyoku <- rep(c(1, 2), c(5, 5))
karyoku <- factor(karyoku, levels=c(1,2), labels=c("jyaku", "kyou"))
result <- lm(temp ~ time*karyoku)
summary(result)
Coefficients:
Estimate Std. Error t value Pr(>|t|)
(Intercept) 5.2000 3.0846 1.686 0.14282
time 5.4000 0.9301 5.806 0.00115 **
karyokukyou 3.0000 8.1612 0.368 0.72579
time:karyokukyou 3.9000 1.3153 2.965 0.02512 *
f <- function(x, h) 5.2 + 5.4*x + 0*h + 3.9*x*h
xv <- seq(0, 11, 0.1)
yv1 <- f(xv, 0)
yv2 <- f(xv, 1)
plot(time, temp, cex=1.5, col=c("blue", "red")[karyoku])
points(xv, yv1, type="l")
points(xv, yv2, type="l")
No.11418 Re: 時系列分析 直線の当てはめ 【青木繁伸】 2009/12/04(Fri) 17:53
理論的には,強火にした後の温度上昇の回帰線は波音さんの添付図のようにはならないはず。弱火から強火に切り替え たところで交わると思う(単位時間あたり熱量,従って温度上昇は,その時点で切り替わるのだから。また,8分頃を過ぎて頭打ち傾向が出てくるのは,与えら れた熱量が温度上昇だけではなく水蒸気生成にも使われるようになるため(いずれにしても100度は超えないのだから。
No.11420 Re: 時系列分析 直線の当てはめ 【波音】 2009/12/04(Fri) 18:07
回答ありがとうございます。
挙げる例が悪かったのですが,例えばSingle-Case(単一事例)のデータの場合:
http://faculty.unlv.edu/pjones/singlecase/scsantro.htm#intro
ではどうでしょうか。このwebページの下のほうにあるbaselineとtreatmentの折れ線のようなデータに2本の回帰直線を当てはめるのは妥当でしょうか?
No.11422 Re: 時系列分析 直線の当てはめ 【青木繁伸】 2009/12/04(Fri) 18:21
先ほどの例だと,強火にしたということを表すダミー変数を付け加え,時間との交互作用項も付け加えればよいのでは ないですか。結果としては重回帰分析の形になりますが,ダミー変数が0の部分と1の部分で重回帰分析の係数がどのようにまとめられるかを計算すると,まさ に2本の回帰直線で回帰したことになっているのがわかるのではないでしょうか?
なお,普通にそのようにした場合,温度上昇の切り替わり時点で回帰直線が交わらないということになるので,回帰直線が必ずそこで交わるという条件をつけないといけないでしょう。反応が変化した時点(原因が作用した時点)が不明の場合にはちょっと面倒な問題が生じるのかな?
No.11428 Re: 時系列分析 直線の当てはめ 【波音】 2009/12/04(Fri) 19:13
> 普通にそのようにした場合,温度上昇の切り替わり時点で回帰直線が交わらないということになるので,回帰直線が必ずそこで交わるという条件をつけないといけないでしょう。
な るほど,原因が作用した時点で直線が交わるように制約をつけるとなると,2本の平行な直線が当てはめられるようなデータの場合だと難しそうですね。あるい は,作用時点で急激な変化をしてその後の変化の様子が作用時点前と異なるような場合にも難しそうですね(添付図のような)。
No.11429 Re: 時系列分析 直線の当てはめ 【青木繁伸】 2009/12/04(Fri) 19:52
そうでしたね.回帰関係が全く異なった場合には,交わる必要はないですね。
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