No.11159 パス解析でのエラーについて  【メタボン】 2009/11/01(Sun) 10:39

卒論のために初めて,本を見ながらSPSSでパス解析をしています。
モデルの適合中にエラーが発生して,次のようなメッセージが出ました。
標本の積率行列は正値定符号ではありません。以下のいずれかの理由により正値定符号になりませんでした:
1.標本共分散行列,または標本相関行列にデータの入力ミスがある。
2.観測された変数が線形従属である(標本数が少ないため)
3.標本共分散行列,または標本相関行列が‘ペアごとに除外’による
4.標本相関行列が相関係数を積率相関行列より多くの相関係数を持っている
最尤推定法に限り,[分析のプロパティ]ウィンドウの[正値定符号でない標本共分散行列を許容]を選択するか,NonPositiveメゾットを使用することが適しています。
(最初にUser’s GuideのNonPositiveメゾットを参照してください)
周りにパス解析をよく知る方もいなくて,どうしていいかわからず,初めて投稿させていただいた次第です。まず,何をすべきか,あるいはどう考えどう解決していくべきでしょうか?
ご教示いただきますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

No.11160 Re: パス解析でのエラーについて  【にゃんちゅう】 2009/11/01(Sun) 11:06

spssは直接パス解析をするオプションはないので重回帰かAMOSをやっているものと思われます。何をしているのですか。

>1.標本共分散行列,または標本相関行列にデータの入力ミスがある。
2.観測された変数が線形従属である(標本数が少ないため)
3.標本共分散行列,または標本相関行列が‘ペアごとに除外’による
4.標本相関行列が相関係数を積率相関行列より多くの相関係数を持っている

に従ってデータをチェックすればいいのです。
1はデータを再度見直す。異常に大きい値がないか?
2.これは重回帰分析なら VIFなどを出力しチェックする。
3.これはオプションなどの使用をみる。
4 これは変数の数のほうがサンプルの数より多いか? 変数の数を少なくするかサンプルを増やす。

など対処します。

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