No.11065 共分散構造分析のパス係数について 【あきお】 2009/10/14(Wed) 17:39
はじめて質問させていただきます。
現在質問紙調査(5段階評価)を行いその結果を統計解析しております。
質問項目は大きく分けてA,B,Cと3つのテーマから構成しており,最終的にはA,B,Cの因果関係を知りたいと思っています。
分析方法は各テーマごとにSPSSを用いて因子分析を行い,因子抽出後AMOSを用いて共分散構造分析を行っています。
パス図は高次因子分析の形をとり,A,B,Cをそれぞれの因子に影響を与える2次因子として考えています。(テーマAの因子分析で抽出された因子には2次因子としてAを考えるという形です)
そしてそのA,B,Cの2次因子間の関係を見ようとしているのですが,ここで全体としてA→B,A→C,B→C(AはCに直接影響を与え,更にBを通して間接的にCにも影響を与える)という因果関係が成り立つと仮説をたてています。
仮説どおりにまずはA→B,A→C,B→Cそれぞれの関係を見ていくと適合度は基準を満たしており,パス係数も正の値で全て0.1%有意でした。
最
後に最終モデルとしてA,B,C全ての因果関係を見ていくと適合度は十分だったのですが,A→Cのパス係数が負の値になってしまいました。(A→Cだけで
関係をみるとパス係数は正だったのですが,そこにBを加えA→B,B→Cという因果関係を加えるとA→Cのパス係数は負になってしまいました。)パス係数
は5%有意でした。
そこで質問なのですが,他の要因が入ることによってパス係数の正負が逆転することはあるのでしょうか?
お忙しいとは思いますがご回答頂けたら幸いです。
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