No.10931 Re: 順序ロジスティック回帰と変量効果 【波音】 2009/09/21(Mon) 22:39
全然,何の回答にもなっていないのですが・・・
lme4パッケージに含まれる関数群: lmer()やlmer2()などは変量効果を指定できる上に,familyにpoissonやbinomialをglm()と同じように指定することが できます。しかし,いわゆるVGAMパッケージに含まれているvglm()の引数familyで指定できるようなmultinomialや cumulativeを指定することはできないようですね(^_^;)
そもそも名義・順序ロジットモデル(比例オッズモデルや累積ロジッ トモデル)も比較的新しい手法なうえ,この理論を一般線形混合モデルに組み込むという考え方(一般化線形混合モデル, Generalized Linear Mix Model)はまだそれほど発展というか,広まっていないのでは?と思われます。
一般線形混合モデルの応答変数に2値データを用いるようなモデル解析については:
Everitt, BS. (2002). Modern Medical Statistics: A Practical Guide. London: Arnold.
に詳しい解説が載っていました。名義ロジットモデルに変量効果を組み込んだモデル解析については:
Hedeker, D. (2003). A mixed-effects multinomial logistic regression model, Statistics in Medicine, 22, 1433–1446.
という論文に紹介されていたのを覚えていますが,正直いってよく分かりませんでした。
No.10934 Re: 順序ロジスティック回帰と変量効果 【dodoria】 2009/09/22(Tue) 13:04
早速の返信ありがとうございます。
参考文献も紹介していただいてありがとうございました。
Hedeker (2003) を読ませていただいたのですが,正直言って私もよくわかりませんでした・・・
No.10936 Re: 順序ロジスティック回帰と変量効果 【知ったかぶり】 2009/09/22(Tue) 16:01
https://home.comcast.net/~lthompson221/Splusdiscrete2.pdf
この文書の243ページにoptim()による最尤推定が例示されています.パッケージはおそらくないのでしょう.
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