No.10835 Cox比例ハザードの使い方  【sakura】 2009/09/09(Wed) 22:04

「cancer.vetはどこに? No. 10805 」の続きにもなるのですが,

生存時間解析といえば,カプランマイヤー,ログランク,Cox比例ハザードを使うのが,定番と考えてします。

3種類以上の処方による生存時間解析からひとつの処方の有効性を主張するための統計手法として,上記の手法を使うわけですが,Coxの使い方として,レファレンスを変えて,総当たり戦のような使い方をすることがあるのでしょうか?そんな使い方は間違っているのでしょうか?

データ構造がわからないまま機械的に当てはめることは出来ませんし,樹木モデルも使いながら,変数の関係性について,交互関係も併せて確かめるようにしているのですが・・・。

No.10837 Re: Cox比例ハザードの使い方  【青木繁伸】 2009/09/09(Wed) 22:21

対比較というようなことでしょう?
「どんな検定法の場合にも適用できるボンフェローニ法」によれば,そのような使い方をしても,いっこうに差し支えはないでしょう。
n人が全ての可能な組み合わせで相撲を取れば,誰が一番相撲が強いかわかりますね(相撲は強いものがいつも勝つとは限りませんし,「三すくみ」という現象もあり,面倒なことが存在しますが)。

No.10844 Re: Cox比例ハザードの使い方  【sakura】 2009/09/10(Thu) 06:29

青木先生,さっそくのご教示,ありがとうございます。

こだわりすぎなのかもしれません。

ありがとうございました。

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