No.10694 2次の判別分析の散布図作成  【R初心者】 2009/08/24(Mon) 11:26

Rのパッケージ(MASS)の「関数qda」を使っています。
「関数lda」では,
result <−lda(変量,群)
plot(result,dimen=2)
で,第一,第二判別得点を軸とした散布図が,描けます。

同じように「関数qda」でも描きたいのですが・・・できません。
やり方を教えてください。

No.10697 Re: 2次の判別分析の散布図作成  【青木繁伸】 2009/08/24(Mon) 12:01

> 同じように「関数qda」でも描きたいのですが・・・できません。
> やり方を教えてください。

できなくて当然です。と,思いますよ。
3 群以上の判別をやっているのでしょうけど,3群以上のとき,MASSのldaは正準判別分析をやっています。だから,二次元(第1,第2正準判別得点)で 2次元配置図が描けます。しかし,qda は,各群の分散共分散行列が等しくないとして各データ点から各群の中心までのマハラノビス距離を求めるのですから,どうやって,どれを縦軸・横軸にとって 二次元配置図を描こうにも描きようがありません。(MASSのldaは,2群の判別のときには,フィッシャーの線形判別関数を適用します。qda は二次の判別関数なんですね。3群以上の場合にも線形判別関数および2次の判別関数が適用できます。同じ lda という関数名で,違ったことをやっているのが,落とし穴なんですね。。。困ったものです)

No.10700 Re: 2次の判別分析の散布図作成  【R初心者】 2009/08/24(Mon) 14:00

回答ありがとうございます。描けない理由が少しわかってきました。更に勉強したいと思います。qdaはマハラノビスの距離を求めて,判別する手法だったのですね。Rには,mahalanobis関数というものがあるので,それとの違いも調べてみます。

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