No.10644 Re: 相関係数の算出について 【波音】 2009/08/14(Fri) 23:28
古典的には(少なくとも心理学の分野では)下位尺度得点を計算して相関係数を求めるのが基本的な方法でしょう。例えば,因子Aに5つの質問項目が含まれるならば,その5つそれぞれの項目得点の合計点を計算するということです。
あるいは,別の方法として多変量的なアプローチもできるでしょう。因子Aに含まれる項目群と因子Bに含まれる項目群とを対象に「正準相関分析」という手法を適用してみるとか(あまり見かけない方法ではありますが)。
最近は共分散構造分析(構造方程式モデリング)で,最初から因子間の相関を仮定したモデルを解析するのが流行っているようです(^_^;)
No.10645 Re: 相関係数の算出について 【kiyosi】 2009/08/15(Sat) 00:31
共分散構造分析で,仮定したモデルをある変数(男女別)でみようとした場合,Amosを用いて分析することが可能でしょうか。つまり,パス図で,たとえば男女別のモデル間の関係を描けるのでしょうか。
何度も質問させて申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
No.10646 Re: 相関係数の算出について 【波音】 2009/08/15(Sat) 13:29
> たとえば男女別のモデル間の関係を描けるのでしょうか。
というのは,いわゆる「多母集団の同時解析モデル」というモデルですね。
Amosについては詳しくありませんができるでしょう(要はダミー変数を指定すればよいわけですから)。
No.10650 Re: 相関係数の算出について 【ぽち】 2009/08/16(Sun) 21:11
文面を見る限り探索的因子分析をされているのだと思うのですが,男女で同一の因子構造になっているのでしょうか?また質問項目はほぼ同じだと言えるのでしょうか?
この前提無くしては何もできないと思うのですが.....。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 042 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る