No.10430 複数の相関の検定  【加藤】 2009/07/21(Tue) 14:40

5つの独立変数と3つの従属変数の間で,合計15の相関係数を算出して,それぞれについて相関の有意性(5%,1%)を報 告したところ,レビュアーにタイプ1エラーの可能性について指摘されました。Bonferroni以外に,この問題を解決する方法はあるでしょう か?Bonferroniを使うと,ほとんど有意でなくなってしまうので,もう少し厳しくない方法があれば,教えていただけると助かるのですが。

No.10432 Re: 複数の相関の検定  【青木繁伸】 2009/07/21(Tue) 17:38

ボンフェローニの他に,ホルム,シェーファー,ホランド・コペンハーバーがありますが,似たり寄ったりでしょう。

No.10435 Re: 複数の相関の検定  【にゃんちゅう】 2009/07/21(Tue) 17:58

false discovery rates というのがあるようですが,詳しくはしりません。

相関係数を15で調整して有意にならないのは,サンプルサイズが小さすぎるのではないですか。

No.10446 Re: 複数の相関の検定  【加藤】 2009/07/22(Wed) 03:17

ありがとうございます。
調べてみます。
脳科学分野の実験なので,簡単にはサンプルを増やせなくて困っているのです。

No.10453 Re: 複数の相関の検定  【にゃんちゅう】 2009/07/23(Thu) 14:56

>脳科学分野の実験なので,簡単にはサンプルを増やせなくて困っているのです。

なるほど,false discovery ratesは脳科学の分野で発達した手法のようです。

http://genomics.princeton.edu/storeylab/qvalue/

にRのプログラムと文献があります。Googleでも論文等がでてきます。

● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 042 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る