No.10178 Re: SPSSの多重比較に関して 【波音】 2009/06/23(Tue) 10:25
すでに問題は解決済みかもしれませんが,1の反復測定というのは「1つの個体から繰り返しデータが取られた」という意味なのではないでしょうか?つまりは対応ありのデータということです。だとしたら,1と2とで結果が異なることはありえることだと思います。
モデル名でいえば,1の手順だと一般線形混合モデルを解析していることになっているのでは(SPSS使いではないので分からないのですが)?
No.10179 Re: SPSSの多重比較に関して 【佐藤】 2009/06/23(Tue) 11:22
波音さん,SPSSをお使いになっていないにもかかわらず,ご返答誠にありがとうございます.残念ながら,まだ解決していません.
2の手順はいくつかの参考書に「対応あり」のデータに適応可能だということが書かれています.
私の確認不足でしたが,下記の過去ログを見つけました.
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/taygeta/statistics.cgi?mode=res&no=8042
この過去ログによれば,対応ありのデータに対するTukeyはSPSSではサポートできていないということでしょう.
もう少し調べてみて,もし解決したらご報告させていただきます.ありがとうございました.
No.10180 Re: SPSSの多重比較に関して 【にゃんちゅう】 2009/06/23(Tue) 12:38
>対応ありのデータに対するTukeyはSPSSではサポートできていないということでしょう.
SASでもサポートはないはずですが。
>2.対応のないANOVAのように縦にデータを並び換えて→一般線型モデル→一変量
観測平均値のその後の多重比較でBonferroniを行った場合.
変量因子(乱塊法)にするということですか?そのように指定してますか?その場合は事後検定の指定ができなくなるでしょ。
No.10216 Re: SPSSの多重比較に関して 【佐藤】 2009/06/27(Sat) 09:15
やはり2の手順は,単に「対応なし」の多重比較を「対応あり」のデータに代用しているだけのようです.よって,2の手順では被験者間の誤差を取り入れることになるので,1の「対応あり」の手順で行った場合と結果が異なるということです.
しかし,いくつかの参考書では2の手順が「対応あり」のデータにも代用可能だとされています.恐らくは,代用しても第1種の過誤をおかす心配はなく,被験者内のデータのばらつきが小さい場合には代用しても問題ないだろうという考えのようです.
お二方ともご返答誠にありがとうございました.
No.10225 Re: SPSSの多重比較に関して 【TU】 2009/06/27(Sat) 15:12
> しかし,いくつかの参考書では2の手順が「対応あり」のデータにも代用可能だとされています.
これのソースを教えていただけますか?そしてできれば,そこにはにゃんちゅうさん(No.10180)がご質問されていることのようなことが書いてあるかどうかお聞かせいただいてもよろしいですか?
> 恐らくは,代用しても第1種の過誤をおかす心配はなく,被験者内のデータのばらつきが小さい場合には代用しても問題ないだろうという考えのようです.
これのソースについてもお聞かせいただいてもよろしいですか?そんな…。
● 「統計学関連なんでもあり」の過去ログ--- 042 の目次へジャンプ
● 「統計学関連なんでもあり」の目次へジャンプ
● 直前のページへ戻る