No.10064 ダミー変数を使った,回帰分析結果の結果の書き方について  【岡元】 2009/06/15(Mon) 22:46

先日,回帰分析の係数差の検定法について質問したものです,その節はありがとうございました.
また,今見ましたら,お礼の後追加のコメントに築かずにおりました,申し訳ございません.この場を借りて青木先生とマスオさんにお礼申し上げます.

ダミー変数を使った,序列化ロジスティック回帰分析の結果の書き方は,基準とした(つまり,1とコードしなかった)水準と,他の1,0変数で表現したそれぞれの水準の平均値差を検定したように書いていいのでしょうか?

具体的には,
第一の将来子供ができるかにかかわる変数の婚姻状態別でみると未婚と比べ離別をした場合,自殺念慮は有意に高かった.しかし未婚と既婚,未婚と死別との間に有意差はなかった.

このロジスティック回帰分析のモデルは

独立変数
ダミーコード:
婚姻状態(水準,未婚(基準として扱う),配偶者あり,離別,死別)のほかに,他複数のダミーコード

連続変数:
家庭への満足度

従属変数は離散変数の自殺念慮の程度です.

ダミーコードを使った分析は,分散分析にかけているような意識があり,問題ないのではないかもしれないとも思うのですが自信がありません.教えて頂ければ幸いです.

No.10071 Re: ダミー変数を使った,回帰分析結果の結果の書き方について  【波音】 2009/06/16(Tue) 11:05

少なくとも心理学の分野ではこういう書き方をしている人は少ないですが,私はモデル式に得られた係数を書き加えたものを提示すると分かりやすいと思います。

例えば,

「自殺念慮の程度を応答変数とし,婚姻状態と家庭への満足度を説明変数としたロジスティック回帰モデルを解析したところ,式**が得られた(添付図のような)。」

というように書くのが一番,整理されていて分かりやすいと思うのです。これに加えて,読者が直感的に分かりやすいように,ロジスティック回帰モデルの解析で得られた予測確率を表にまとめて載せておけば,よりスムーズに読んでもらえる論文となるでしょう。

係数表として表にまとめていることが多いですが,表にまとめるとかえって結果が読み取りにくくなると思うのは私だけでしょうか・・・


No.10093 Re: ダミー変数を使った,回帰分析結果の結果の書き方について  【岡元】 2009/06/17(Wed) 11:25

波音さん

ご返信,ありがたいです.
なるほど,これはわかりやすいですね.

確かに,係数表にまとめるよりは全然....
参考に原稿をよくできるように頑張ります.

重ねて,ありがとうございました.

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