No.09824 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【青木繁伸】 2009/05/07(Thu) 10:14
変化率を使う必要があるなら,rest を除いた3時点での比較にするだけでしょう(ベースラインを含める意味がないから)。
No.09826 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【shimizu】 2009/05/07(Thu) 17:53
ありがとうございます。3時点での比較でやってみます。
BOXの検定とモークリーの検定で差がでなければ分散分析を行ってよいと思うのですが,3時点での比較でそれらを確認できた場合,単純主効果の検定では,restからの変化に差があるかはrestを含めた4群で行ってもよいのでしょうか?
No.09827 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【青木繁伸】 2009/05/07(Thu) 18:42
変化量を見るのなら,rest はオール 0 と評価されるのでしょう?意味がないでしょう?
例えば,対応のある二標本のデータ(の一部)が以下のようなとき,
前 後
12 25
16 31
:
変化量を計算すると,一標本データになるのですよ。
変化量
13
15
:
前者のデータ形式なら対応のあるt検定,後者のデータ形式なら母平均の検定です。どちらのデータで検定しても同じP値になります。
> データは変化率で表わしているためrestの値が全て100(%)となっており
100% ではなく0%では? つまり,(ベースライン値 - ベースライン値) / ベースライン値 では?だって,5分後の変化量は (5分後測定値 - ベースライン値) / ベースライン値 なのでしょう?
それはともかく,後者のデータに 0 を付け加えたら,その 0 にはどういう意味があって,それはどうやって検定するつもりですか?
変化量
0 13
0 15
:
No.09828 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【shimizu】 2009/05/07(Thu) 19:48
変化率で表そうとしたのは,4条件でベースライン値にばらつきがあったためで,計算は,restであれば,ベースライン値/ベースライン値×100,5分後であれば,5分後測定値/ベースライン値×100としています。
restからの変化,例えば5分後にベースラインから増加しているか,または減少しているかを検定するには,変化量や変化率ではなく,そのままの値で行うべきなのでしょうか?
No.09829 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【青木繁伸】 2009/05/07(Thu) 21:06
> restであれば,ベースライン値/ベースライン値×100
なるほど。
その定 義だと,200のものが210になるのと100のものが105になるのが同じということですね。対応のある2標本の検定では200のものが210になるの は100のものが110になるのと同じと言うことですね。あなたがどちらの違いを取り上げるかによるわけでしょう。しかし,ベースラインに対する定義値を 検定に含めないというのはどちらも同じでしょう。
No.09830 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【shimizu】 2009/05/07(Thu) 21:39
>ベースラインに対する定義値を検定に含めない とはどのようなことでしょうか?
論文等で「変化率において,rest(ベースライン=100%)に対して○分後に増加している」という論文を見かけるのですが,そのようなベースラインからの変化率はどのような検定を行っているのですか?
No.09831 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【青木繁伸】 2009/05/07(Thu) 23:10
> 「変化率において,rest(ベースライン=100%)に対して○分後に増加している」という論文を見かけるのですが,そのようなベースラインからの変化率はどのような検定を行っているのですか?
さて,私はそのようなものを見た記憶がないというか(みたかもしれないけど覚えていない)。
「統計手法」の項に,何にもかかれていませんか?
%数値をそのまま使って母平均の検定(母平均=0の検定)をやっているのかな?
No.09838 Re: 二元配置の分散分析の解析について 【shimizu】 2009/05/08(Fri) 21:02
また色々調べてみます。参考になりました。
ありがとうございました。
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